京都における、「同志社大学」と「立命館大学」と言えば、
私大の双璧のため、別に仲がわるいわけではないのだけど(笑)、
とかく、我々一般ピーポー的には、“ライバル視”しがち。
近くて遠い関係とも言えて、案外、
交流がありそうでない関係だったりもします。
しかし今夜、とある1人の“坂本竜馬”役の方により、
■同志社大学 経済学部長
■立命館大学 経済学部長
を筆頭として、互いの経済学部の教授陣が、
貸し切りのお店で席を共にし、
(おそらく、同志社大学さん側が、
礼を尽くして、立命館大学さんに働きかけた模様)
ワハハと豪放磊落に笑いながら、
お酒を酌み交わし合っている光景は、何だか感動的でした。
早慶のような、(ほぼ伝統芸と化しているほどの(笑))
ライバル関係では決してないのだけど、
なかなか、交わっている印象のない、両者だけに、
傍で見ていて、ゾクゾク来ました。
そして、やはりと言うべきか、
こんな「絶対に盛り上がってほしい」宴で、
同志社大学さんからご指名が入ったのは、
直江和宏シェフの「N+1 CUCINA ITALIANA Kazuhiro Naoe」でした。
「え、何か今日は、そんなすごい日なんですか??」
と、どこ吹く風の彼は、
「お客さまに、美味しく楽しく食べていただくのが僕の使命ですから」
とプロに徹して、普段なかなか食べられない、
“鰆のカルパッチョ”や、“苺のリゾット”で、春を演出してくれました◎
(鰆は、焼き物で食べる機会がほとんどだと思いますが、
その理由は、あまりにも足のはやい魚ゆえ、
超新鮮でないと、生で出せないためです)
「楽しい宴」の影に、名うての料理人あり。
先に述べた“仕掛け人”の沼井哲男氏(同志社大学経済学部事務長)は、
少し引いたポジションから、その素敵な空間を見つめ、
「この料理、美味しいですね~」
と、まるで“たまたま居合わせた客”かのように、
ほほ笑んでいるのでした^^