何といろんなご縁がめぐりにめぐって、
ライオンズクラブ京都さんにお招きいただき、
200名の社長さま役員さまの前で
講演させていただきました…((((;゜Д゜)))!
「60代でもまだまだ若造」と言われるこの敷居の高い場所において、
33歳の、ハナタレ小僧…いえ、もはや
「まだ受精してない」ぐらいのレベルの奴が登壇してよいものかと、
かなり気が引けましたが、
素敵な課題をいただいたと思って、
全力で挑ませていただきました◎
この日は「PR」ということがテーマの会でしたので、
企業の「PR活動にすぐ使える、テレビ番組・CM制作のエッセンス」
というお題で、普段お仕事させていただいてる
某お笑い番組、および、直近のテレビCM制作事例を交えながら、
「どんなに頭のいい人も、陥る広告のワナ」
「ダメな広告の、決定的な共通項(その逆も。)」
「どうすれば、“活きた広告費”の使い方になるのか」
について、ぎゅぎゅぎゅっと詰め込んで、熱弁をふるってきました。
(「一番仕事できる人が社長さんになってるはずやのに、
まーこの『広告の大原則』を外した広告作ってる社長さん、
多すぎます!お金もったいない!!ちゃんと作りましょ!!」と
かなり厚かましくズケズケと言ってきました(笑))
遠慮して当たり障りのない話になるのが、
最も皆さんのお時間をリスペクトしていないことになるので、
本質論にのっとって、本音で、誠実に
語らせていただきました。
最初は、
「何でこんなガキの話を聞かなあかんねん!」
的に、皆さまの歯牙にもかけていただけないんちゃうかと
思っていたのですが、
約1時間、皆さんの頭が下がることもなく、
ぎゅーっとものすごい前を見て集中して聞いてくださり、
(熱心にメモを取りながら)
「うわー、何とありがたい。。。」
と、感激していました。
いつも通り、100%のプレゼンテーションを
お届けするべくブラッシュアップしていきましたが、
さすがに今回のお立場、年齢層の方が200名も
お集まりになる場は経験がなく、
たくさん頭を使いました。
その脳の疲労が、とても心地よかったですね◎
何とか1時間を走り抜け、
「思ったよりリアクションあって良かった。」
とほっと一息つきながら、
その後、壇上で会員の方々からの「活動内容の報告」がありましたので、
一番前に用意してもらった座席でお話を伺っていました。
皆さま、本題に入る前に私の話の内容に触れてくださり、
ありがたいなぁ…なんて思いながら聞いていたところ、
3人目ぐらいの方が、
「いやー、皆さんお疲れさまでした。
お昼の後の、眠たい時間だと思うのですが…
先ほどの秋山先生の話も『退屈』でしたので、
私もがんばってメモを取っておりましたが…!」
と本題の前にコメント。
若干場内にピリッとした空気が漂ったのを
僕は肌で感じ取りましたが、
どうも、その方の表情と
コメント内容が比例してなかったことに、
不思議な感覚を憶えました。
「あいつおもんない話しよって…」という不満を
表明するお顔ではなく、何と言うか、
どちらかというとポジティブなほうの感情に寄った表情。
僕の読み取り方としては、
「まぁ、お前これからもがんばれよ」
的な叱咤激励の意味だと解釈し、
「すみません…」というスタンスで眉をひそめて
お辞儀していたのですが、
どうも、会が終わった後にキーマンの皆さまから
お聞きしたところによると、
僕のその受け取り方も間違っていたようで。
そのお言葉をくださった方のニュアンスとしては、
「主催者(自分たち)の中に、秋山を含めており、
要は『身内を低める』スタンスで、
『うちの秋山がつまらん話をすみません』的に
ご参加者の皆さんにコメントをしてみたものの、
その意図が全く伝わらず、会場が変な雰囲気になってしまった」
のが真実とのこと。
(そうなると、あの表情と言葉のニュアンスの「ズレ」には
全て説明がつきます^^;
とても怒ってはるようには見えなかったので。)
ただ、その方と私はその日初めてお会いした関係であったので、
会が終わるなり、
ライオンズクラブの代表の方が血相を変えて
「先ほどは不穏当な発言がありまして大変申し訳ございません!
本人から謝りに行かせますので…!」
と、あまりに恐縮な一言をいただいたのですが、
ご本人が直接来てくださって、
いろいろと熱心に説明をしてくださり、
本当の意図がよく伝わりました◎
(彼のノートには、私が話した内容のメモがぎっしり。)
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それにしても、常に
「お前の話はつまらん!聞く価値がない!」
と言われるかもしれないという恐怖感は持っており、、
多くの方の大切な「時間」を割いてもらっていることに
最大限の敬意を持つということに対して、
これからも変わらぬスタンスでありたいと思います。
また、今回、”アクシデント”のようなことがあったおかげで、
ピリッと背筋が伸びたのも
大変良い経験だったと思います◎
講演終了後、京都商工会議所の方、
ライオンズ嵐山の方からもお声掛けいただき、
「うちでもしゃべってほしい」と
ご依頼いただき、私の“勘違い”ではなく、
きちんと皆さまの心に届いていてよかったと、
ほっと安心しました^^
僕にとっての“非日常”に身を置いて、
普段使わない頭を使うお仕事というのは、
とてもエキサイティングで、素敵なものだと思いました◎
このような“身分不相応”な場を用意していただいた、
大事な「お2人」に、心から感謝申し上げます。
そして、僕の父が長らく続けている
「ロータリークラブ」の活動や会場の雰囲気が、
ライオンズクラブさんにお伺いすることによって、
肌感を持って、理解できたことも大変嬉しかったです。
世の中、すごい人がいっぱいいるもんですねぇ…(゜□゜)!!