“一度は行ってみたいゴルフ場ランキング”
で、毎年不動の1位に輝く、「太平洋クラブ・御殿場コース」。
門をくぐった瞬間から「その世界」へと
一気にいざなわれる景観には、息を飲みます。
美しい樹木と、富士山を望む、まさに絶景のコース。
ティーグラウンド、グリーンなどはもちろんのこと、
コース途中の「休憩所」からの景色まで計算され尽くされ、
まるでこのコース全体が「洗練された建築」のよう。
そんなコースを多数運営する
太平洋クラブ(http://www.taiheiyoclub.co.jp/)さんの、
コース管理者さん(芝や樹木のメンテナンスを行なう)、
キャディさん、ホールスタッフさん、フロントスタッフさん、
そして料理人の方にまでインタビューさせていただき、
採用広告を作らせていただきました。
皆さん、温和なお人柄と笑顔がとても素敵。
しかしながら、内に秘める「日本一のレベルで」という
プロ意識は並々ならぬものがあり、
例えば、ホールスタッフさんであれば、
一度お会いしたお客さまの顔と名前はもちろんのこと、
コーヒーに入れる砂糖の種類、数まで必ず1回で覚えてくれます。
このような対応が“当たり前”で行われる素晴らしさに、
誰もがハートを射抜かれます。
キャディさんや、フロントスタッフさんは、
まだ20代前半の若い女性。
それでも言葉や対応の美しさに、惚れ惚れします。
プロ意識の高い言葉の数々に、取材時も“撮れ高十分”でした。
コース管理者さんは、アーティストであり、職人でもあります。
コース全体の見え方を建築家のように計算しながら、
毎日芝という“生き物”と向き合い、最高のコンディションをキープする。
甲子園球場や、国立競技場の芝管理者も凄いですが、
それプラス、「景観」というアーティスティックな一面も問われるのが、
一流のゴルフ場の仕事人ならでは。
料理人の方も、仮に同じメニューであっても、
「今日より、明日さらに美味しくなるように」と、
作り方に毎日改善を加え続けます。
「そうしていかないと、自分自身も楽しくないでしょ??」
の、ひと言は非常に説得力があり、
それを当たり前に語れるマインドが、プロフェッショナルでした。
1人ひとりにスポット当てるだけで、
30分番組作れちゃうなぁと思いつつ、
それらをぎゅっと8ページにまとめて、納品させていただきました。
いろいろと制約はあったものの、僕らにできることは、
全力でやらせていただけたかなと思います。
本作品は、
■アートディレクター・デザイナー
古島 佑起さん (ことばとデザイン)
■カメラマン
長谷川 朋也さん
■クリエイティブディレクター・コピーライター
秋山 理二郎 (株式会社 第弐表現)
で、制作させていただきました。
今回も、大変やりがいのある機会をいただき、
本当にありがとうございました。